ニュースリリース

2021/12/23ニュース
次世代内航電気推進タンカー船「あさひ」命名・進水式について

旭タンカー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中井和則)は、興亜産業株式会社(本社:香川県丸亀市、代表取締役社長 眞砂徹)にて2021年12月22日、世界初となるピュアバッテリー電気推進タンカー(興亜産業株式会社第701番船)の命名・進水式を執り行いました。

本船は、株式会社e5ラボ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 一田朋聡)が企画した大容量リチウムイオン電池を動力源とする電気推進タンカーであり、本船から排出されるCO2、NOx、SOx、煤煙等のゼロエミッション化を達成し、環境負荷を低減するとともに、騒音や振動を抑えることで乗組員の労働環境と港湾周辺環境に配慮した船舶です。

本船は「あさひ」と名付けられ、2022年3月下旬の完成・引き渡し後は舶用燃料供給船として東京湾内に就航する予定です。また、2023年3月には井村造船株式会社(本社:徳島県小松島市)にて2隻目のピュアバッテリー電気推進タンカーの竣工を予定しています。

<進水式の様子>

<主要目>

(1)寸法 全長62.00m / 全幅 10.30m / 型深さ4.70m
(2)船級 ClassNK 日本海事協会
(3)積載貨物 重油
(4)総トン数 499トン
(5)速力 約10ノット
(6)タンク容量 1,280m3
(7)推進装置 推進装置:川崎重工業株式会社製 川崎バッテリーシステム
アジマススラスター 300kw  x 2基
サイドスラスター   68kw  x 2基
(8)バッテリー容量 3,480kwh

 

<特徴>

(1) 環境負荷低減 温室効果ガスを排出しないゼロエミッション化を達成する世界初の電気推進タンカーです。
(2)労働環境の改善 主機の内燃機を電化することにより、エンジンメンテナンスの手間を削減するだけでなく、振動・騒音がゼロとなることで船内労働環境も従来型船より改善可能となります。
(3)本船デザイン 本船のデザインは株式会社イチバンセンが監修。「情熱の和の赤で、新しい時代の海へ」をデザインコンセプトとし、本船に躍動感と彩りが添えられました。
(4) 新たな付加価値 自然災害発生時に船内の大容量バッテリーに貯めた電気を非常用として陸上で活用することで、地域のBCP(事業継続計画)やLCP(生活継続計画)の貢献に繋がる新たな役割を担っていきます。

当社は電気推進船などの先進船舶の開発・導入を通して内航海運の喫緊の課題である乗組員の労務環境改善と地球環境保全に取り組みサステイナブルな海運業を実現します。そして、更なる安全、且つ良質な輸送サービスを提供することによって我が国の社会・経済に貢献していきます。

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